【解説】 サブドメインとサブディレクトリ違いや使い方 SEOとの関係

   

英数字の羅列でも「ドメイン」にはいくつか種類があります。サブドメイン、サブディレクトリ、オリジナル(新規)ドメイン。名前だけみでみると理解が難しいかもしれませんが、構造は必ず理解しておく必要があります。

ビジュアルで説明しますので、どういう仕組みなのか、検索結果のSEO対策ではどのような影響があるのか?を是非学んでいきましょう。

Photo credit: Captured Heart via Visualhunt / CC BY-NC

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サブドメインとサブディレクトリの違い

 カタカナが並ぶと何かの記号みたいに見えてきて分かりづらい。。。英語表記にしてもらった方が分かりやすい。。。と思うのは私だけでしょうか?

ってな訳で順番に説明していきます。

「サブ」、「ディレクトリ」の英語訳

サブドメインとサブディレクトリの違いを説明していきます。まずは英語、言葉自体の意味から説明します。

  • サブドメイン(subdomain):
    【sub】代理、代役なのど意味で日本でも使われる意味です。
  • サブディレクトリ(subdirectory):
    【directory】住所氏名録、人名簿などの意味です。そもそも、「ドメイン」と付いていないところから分かるように、「代理指名録」つまりドメインやサブドメインの中にある各ページを意味します。

文字だけではまだ理解が難しいかも?では図で説明していきます。

サブドメインとサブディレクトリ図説

  • 独自ドメイン(本社)
  • サブドメイン(支店)
  • サブディレクトリ(本店、支店の各部屋または部署)

ドメインとサブドメインは同じグループ会社ですが支店なので別の建物です。サブディレクトリはその建物の中の各部屋になります。

サイトが大きくなればなるほど、このような管理をする事でしっかりとしたサイトを構築する必要が出てきます。

だいぶ理解できたのではないでしょうか?一つのドメイン(例:mugcup8.com)にどのようにページを設置していくかで変わってくるのがこのサブドメインサブディレクトリになります。

サブドメインとサブディレクトリの使用例URL表示

 違いや構造がある程度頭で理解出来たら、次は実際にどのように表示されるのかを見ていきましょう。

サブドメイン:ドメインの前に「●●●. 」と付けて表示。
サブディレクトリ:ドメインの後ろに「/●●●」と付けて表示。

このようにURLの表示方法により、どのような配置のページなのかを表すことが出来るようになっており、ウェブ上の「住所氏名録」として使われます。

身近な物で見てみればもっと分かりやすいのでYahooで説明します。

Yahooで検索して出てくる検索結果画面です。もうお分かりだと思いますが、「Yahooメール」「スポーツナビ」「Yahooニュース」等が支店となるサブドメインです。

この場合は「soccer」というサブドメイン(支店)の「ws(world soccer)」というサブディレクトリ(部署、部屋)と分かれている事が分かります。サブディレクトリ内でも更にサブディレクトリを作って「soccer.yahoo.co.jp/ws/●●●/●●●」のようにどんどん分けていく事も可能です。

 

さぁ、ここまでくればサブドメインとサブディレクトリの違いが完全に理解できたはずです。では、実際にSEOでどのような影響を及ぼすのかを次は考えていきましょう。

サブドメインとサブディレクトリのSEOでの影響

 ドメインの種類と使い方を理解出来れば、次に気になるのはGoogle検索でのSEO(検索エンジン最適化)の影響についてです。

サブドメインとサブディレクトリSEOで優劣はない

2015年2月13日にGoogle トレンドアナリストSwitzerland のジョン・ミューラー氏(John Mueller) がGoogle Webmasters公式チャンネルにてライブ配信した動画でこの件に触れています。

From our point of view, they’re essentially equivalent. So you can do lots of things on subdomains. You can do lots of things on subdirectories. It kind of depends on your infrastructure, which way is easier for you to handle.
So from our point of view, this is essentially up to you. If you want to put a blog on your main website in a subdirectory, that’s fine.
If you want to use a subdomain, that’s fine. If you want to use a different domain name, that’s possible as well. 
So all of these ways are essentially possible, and I wouldn’t say that any one or the other is superior in any magical way.
私たちの立場から言えば、基本的にはどちらも同等だ。サブドメインでいろいろな事をするのも可能だし、サブディレクトリでも同様だ。

どちらがいいかは、あなたが使いやすい基盤(サイト構築)による。だから基本的にはあなた次第だ。

もしメインウェブサイトのサブディレクトリにブログを置きたいならそれでも良いし、サブドメインに置くのもありだ。違うドメイン名を使用する事だって可能だよ。だからこれら全ての方法は基本的には可能だし、どちらが優れているかなんて言えないよ。 日本語訳:Mugcup

以上のように、構造上サブドメインとサブディレクトリどちらがSEOに適しているという事はないと断言出来ます。

ではどのように使い分ければいいかを考えてみましょう。

サブドメインとサブディレクトリの使い分けと注意点

 以前こちらの記事でGoogleがどのようにサイト評価しているかの基準を説明しました。

▶️最新版Google検索品質ガイドラインの低品質ページを解説するよ

それを踏まえて考えてみます。

サイトジャンルが変わる場合はサブドメイン

Google検品品質ガイドラインをみれば分かる通り、サイトの専門性が高い方が評価が上がる要因の一つなので大きくジャンルを分けるならサブドメインにした方が無難です。

先に説明したYahooでもジャンルごとにサブドメインで分けています。それを参考に考えれば、サイトジャンルがぐちゃぐちゃにならないようにする必要性が見えてきます。

ジャンルがずれてもサブドメインごとの専門性が高ければ高い程、ドメインのパワーが上がる事になります。

例:スポーツ、経済、音楽

同一ジャンル内で分けるならサブディレクトリ

より深く掘り下げてサイトの専門性が上がる効果が見込めドメインの評価が上がる要因になるので、同一ジャンル内ならサブディレクトリにした方がいいでしょう。

例:MacBook、i-phone、i-pad

コンテンツ内容が全てを左右する

いくらジャンルに特化していたとは言え、極端に言えば真面目な経済とアダルトを統合したら良い評価が得られないのは充分理解頂けると思います。ある程度のバランスが必要です。

間違ってほしくないのは、構造上でSEOに有利な訳ではないので全てはコンテンツの質と量、ジャンルと専門性が評価される点というのは覚えておいて下さい。

例えば、どれだけジャンルがずれても書きたい内容は出てくる場合もあります。分けたジャンルを何れ程掘り下げるか分からない、少量のコンテンツしか書く予定がない場合はサブディレクトリでも良いし訳でし、離れたジャンルをサブディレクトリに入れても専門性がありコンテンツの質が高ければそれでもOK。ただ、後々ドメインを変更するとなるとかなり厄介なので、これから考えていく場合はどちらかに決め、サイト構造の方向性は統一すべきです。

まとめ

今回のドメインの種類、使い方を覚えた後にいろいろなサイトを見てみると、どのようなサイト構築をしているかが見えてくるようになり、いろいろ参考になる事があるでしょう。

コンテンツの質はもちろんですが、サイト構築段階からユーザにサイトを見やすいようにする事でユーザービリティを上げる効果も期待出来きます。

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