日本人サッカー選手10人の英語力レベルを動画で検証

      2017/03/22

昨今では、「海外組」と呼ばれる海外でプレーする日本を代表するサッカー選手達が増えてきました。語学を習得するのは大変そうだ、実際どれくらい喋れるのだろうか?という視点で今回は10人の動画をみながら検証していきます。

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中田 英寿(HIDETOSHI NAKATA)

主な海外での経歴

  • 21歳-28歳(1998年-2005年)イタリア
    【ペルージャ/ローマ/パルマ/ボローニャ/フィオレンティーナ】
  • 28歳-29歳(2005年-2006年)イングランド
    【ボルトン】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

As you can see, the event is very successful now. And I’m sure that so many Japanese people are very interested in Americascup now. And you know, I can be the first person to be in a boat. I’m so happy to be there.

This is a very unique sport. When I see them, they are like, upper bodies are impressive. They are sportsman but the same time, they are like, you know, strong human being.(略)

英語はもちろん、イタリア語もかなり高いレベルで話せる以外に、他言語も軽い会話程度なら使いこなせる言語力に長けた中田英寿さん。サッカー選手を引退後も世界を旅したり、ファッションや慈善事業、現在はIFABでも入っているので英語を使う頻度がかなり高いはず。もちろん頭がいいのもあるでしょうが、イタリア語をかなり努力してある程度のレベルに出来た事で、英語もスムーズに覚える事が出来たのでしょう。

宮市 亮(RYO MIYAICHI)

主な海外での経歴

  • 18歳-22歳(2011年-2015年)イングランド
    【アーセナル(ローン移籍あり)】
  • 22歳-24歳(2015年-201x年)ドイツ
    【FCザンクトパウリ】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

Well, I’m really happy to score. And I … as you know, I had a difficult time this season but finally I could score. And I could help the team little bit so I’m so happy now. Well, if I could score, it would’ve been great but I think this is my first game from the start so I was being nervous but finally, I could score so it was really great for me.(略)

動画は2016年5月のもの。全然ダメと厳しく見る人もいるでしょうが、イギリス4年(レンタルなどもあり)とドイツなのでサッカー選手の英語のレベルとしては上手な方でしょう。18歳で移籍した事と、本人もサッカーはもちろん英語習得に前向きに取り組んでいたのではないかと思います。

ハーフナー・マイク(Mike Havenaar)

主な海外での経歴

  •  24歳-26歳(2012-2014)オランダ
    【フィテッセ】
  •  26歳(2014)スペイン
    【コルドバCF】
  • 27歳(2015)フィンランド
    【HJKヘルシンキ】
  • 27歳-29歳 (2015-)オランダ
    【ADOデン・ハーグ】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

It was great. We won against Twente 4-1 so that’s always good, i think. It was both. Twente played well but we played well as a team and that was a main thing, I think. (略)

親がオランダ人という事もあり、日本語とオランダ語2カ国語しゃべれることで3番目の言語習得における思考回路がよりしやすいのはあるでしょう。問題なく意思疎通できるレベル。3カ国語以上喋れるだけでもすごいと思います。もう少し、いろいろな話が聞ければいいのですが、このようなインタビューだけでは判断が少し難しい。

吉田 麻也(MAYA YOHIDA)

主な海外での経歴

  • 22歳-24歳(2010-2012)オランダ
    【VVVフェンロー】
  • 25歳-28歳(2012-)イングランド
    【サウサンプトン】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

Of course, I wasn’t happy with the result of the tournament. But I’m happy to be here. The positive thing is a I will not miss any more Saints game so would be nice. (略)

オランダでも英語でコミュニケーションをとっていたはずなので、7年という長い期間英語を使用していることもあり、かなり上達しています。英語のインタビュー動画もたくさんあり、インタビューでありがちな単調な言い回しだけでなく、完璧でなくても自分の想いをしっかり伝えることができていると思います。もう少しはっきり喋れれば尚いいなと感じる。

岡崎 慎司(SHINJI OKAZAKI)

主な海外での経歴

  • 24歳-29歳(2011-2015)ドイツ
    【シュトゥットガルト/マインツ】
  • 29歳-30歳(2015-)イングランド
    【レスターシティ】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

This is a nervous quastion but I hope every game, every home game, I hope goal score. Maybe the next match, I score in front of supporter, fun. I hope score, I want to.

海外初移籍がドイツで4年、イングランドでは2年なのでなかなかすぐには覚えられないのかもしれません。レベルとしては聞いてもらえれば分かりますが、それでもなんとか通訳なしで会話はしていますのでその姿勢は素晴らしい。初めの質問で理解出来なかった時の対応が、なんかかわいいです。

香川 真司(SHINJI KAGAWA)

主な海外での経歴

  • 21歳-23歳(2010-2012)ドイツ
    【ボルシア・ドルトムント】
  • 23歳-25歳(2012-2014)イングランド
    【マンチェスター・ユナイテッド】
  • 25歳-27(2014-)ドイツ
    【ボルシア・ドルトムント】

英語インタビュー動画

中村俊輔選手もそうなのですが、香川選手の英語やドイツ語のインタビュー動画はあまりなく、基本日本語での対応がメインのようなので、このような動画しか見つけられず。

ドイツ暦が長いぶん、英語はなんとなくという感じ。サッカーは素晴らしいが、語学力はあまり。。。といった印象。

川島 永嗣(EIJI KAWASHIMA)

主な海外での経歴

  • 27歳-32歳(2010-2015)ベルギー
    【リールセ/スタンダール・リエージュ】
  • 32歳(2015-2016)スコットランド
    【ダンディー・ユナイテッド】
  • 33歳-(2016-)フランス
    【FCメス】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

For us, it’s always the same that we are willing to win a game. And after the second game, we knew that we were not qualified yet, ok, our target is still far but we have to fight, you know the game in front of us. So it’s gonna be a tough game but we gonna get victory tomorrow. (略)

英語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語は日常会話レベルに話せ、オランダ語、フランス語を勉強中とインタビューで答えた程、語学が堪能な川島選手。英語に関しては癖が強いが、ありがちな言葉が詰まって出てこないような様子もない。語学が趣味だというぐらいなのでやはり、習得するセンスはすごい。個人的には中田英寿さんには及ばないと思う。

宮本 恒靖(TSUNEYASU MIYAMOTO)

主な海外での経歴

  • 29歳-32歳(2006-2009)オーストリア
    【レッドブル・ザルツブルク】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

When I played Under 20 Championship in Malaysia. I played against Anglo, so that’s the reason why I got to know Valencia because he was great player in that team. Then Valencia became a big club in Europe and I think, nowadays Valencia is one of the most famous spanish clubs in Japan. Right after my retirement, I went to do master which is FIFA master. So I wanted to learn different things apart from a pitch, like management…..(略)

英語、ドイツ語、フランス語を話せるツネさん。母親が英語教師だったようで、幼い頃から英語が身近にあった。サッカー選手としては、海外はオーストリア移籍のみですが、移籍の影響で話せるようになった訳ではなく、もともと堪能だった。インタビューでも話している通り、引退後にFIFAマスター取得しましたが、講義など全て英語なのでそこでも英語が上達したのでしょう。英語に関して言えば今回取り上げた(現役・元)サッカー選手の中では一番奇麗な英語だと思います。

本田 圭佑(KEISUKE HONDA)

主な海外での経歴

  • 21歳-23歳(2008年-2010年)オランダ
    【VVVフェンロー】
  • 23歳-27歳(2010年-2013年)ロシア
    【CSKAモスクワ】
  • 27歳-30歳(2014年-)イタリア
    【ACミラン】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

At first, I have to say I have a contract with AC Milan one more year so of course, nobody knows for the next year. I wanted to play in Italy when I was young and one of my dream come true so maybe I have to think about next step. This is the moment…..(略)

21歳でオランダに渡ってから9年間、ほぼ英語中心で活動してきている本田選手。お世辞にも上手とは言えないレベルです。サッカーが上手で頭も良いと言われていますが、語学的にはあまりセンスがないのかもしれません。(あまり言語にこだわっていないまたは、ロシアやイタリアで奇麗な英語を話す人が回りにいなかったなど理由はあるかもしれませんが)

小野 伸二(SHINJI ONO)

主な海外での経歴

  • 22歳-26歳(2001-2005)オランダ
    【フェイエノールト】
  • 29歳-30歳(2008-2009)ドイツ
    【VfLボーフム】
  • 33歳-35歳(2012-2014)オーストラリア
    【ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ】

英語インタビュー動画

インタビュー内容の一部(原文通り)

It’s already not same. Big different with another game. It was really exited. We had a win against Sydney. They make good, really good atmosphere for us. We really have enjoying playing….(略)

天才と呼ばれた小野伸二選手。オランダではオランダ語を話している動画もあり、ドイツではドイツ語で英語をメインにしたチームはワンダーランズの2年。他の選手の英語と比べるのは条件が少し違うのでどうかと思いますが、念のため載せておきます。

まとめ

語学力で、ランキング形式というのは結構曖昧過ぎるので避けておきましたが、こうやって聞き比べると英語の堪能な人とそうでない人がはっきり分かります。極力、最近の動画を探し貼付けましたが、1〜2年前の動画もありますので現在のレベルとは違う場合も有ります。

なお、残念ながら今回は動画が見つからず載せられなかった選手や、イタリア語の長友選手、ドイツ語の長谷部選手など違う外国語で流暢な会話が出来る選手達もいます。

環境や年齢、取り組みの仕方は個人個人さまざまなので一概には言えませんがやはり3個以上の言語を使えるというのはすごいなと感心させられます。

20歳、30歳、40歳過ぎても本人のやる気次第で英語を話す事は充分可能です。上手な人に憧れる気持ちも分かります。

しかし、発音がネイティブには近くない、日本語訛り、少し間違える等関係なく意思疎通を図ろうとする姿勢とコミュニケーションを取る事が出来る事が一番大切です。

義務教育で習うテストの為の英語ではなく、今回のサッカー選手のように、生きた英語を使える事の方が素晴らしいと思います。

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